~つづき~
4)市民プールの活用と指導者の活用を更に・・・市民プールの管理はそこの市町村役場の担当部署です。担当部署のやる気にもよりますがあえてレッスンクラスを設けると面倒だからと言い自由遊泳を主とし、利用者が少なくても良しとする傾向があります。また指導者も資格は「県水泳連盟公認の資格者のみ」と限定される事も多いです。もっと自由に、もっと前向きにプールや指導者を活用するためには、実績、歴史のある当協会のような団体がさらに広く行政に促進していく事を願っています。伊達市でも何億とかけて作った新しいプールの利用が少なく、市民から声を上げても届かない状況です。僕自身も何とかしたいと考えています。~終わり~
提出いただいたレポートには指導部より返信させていただいています。
指導部より・・・沢山の御提言ありがとうございました。どの項目も、協会として取り組んでいきたいものばかりです。
実際に福島県白河市には協会理事がおり、昨年は福島のプールで指導士養成をし、その後教室等の開催を提案されましたので、協会として取り組む姿勢でおりました。しかしながらご当地の水泳連盟さんとの関係や、公営施設の民間委託など立ちはだかる問題が山積みで、残念ながら現地の方とお話をするところまでたどり着くことが出来ませんでした。
~中略~ 高齢者に向けてのサービスも、私自身が鳥取県の若桜町教育委員会の要望で、現地で水中運動の講習や住民参加イベントを実施した折り、町営保育園の送迎バスを高齢者のプールの送り迎えに・・と提言しましたところ、現実に数年まえには取り組みをしたが、縦割り行政の弊害で、保育園のバスを高齢者に使用する事は出来ない・・・という事で取り組みは終了してしまったそうです。地方、特に雪の多い地方では、冬はプールの利用者は極端に減るため、行政の壁に頭を悩ませていました。でも主催が町なのだから、何とかなるのでは?と町長さんにお目にかかった時にお話をしましたが、新しい取り組みには難色を示していらっしゃいました。
良い事やいいアイデアを形にするには、本当に大変な努力が必要ですね。現在館山では協会理事が頑張って教育委員会や水泳協会を動かしています。日本中でそんな指導士さんが増えてくださることを切に願っています。
~以下略~